小麦粉や片栗粉などの「粉もの」は、日々の料理で欠かせない材料の1つです。このような粉ものは、1度開封するとどんどん劣化が進んでしまうため、容器に入れて保存するのが一般的です。しかし、「どんな容器に入れたらいいのかわからない」「保存容器選びに迷っている」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、粉ものの保存容器におすすめなアイテム3選を紹介します。保存容器を選ぶときのポイントもあわせて解説していきます。
今回紹介するものは、粉もの以外の保存にももちろんおすすめです。使いやすいものだけを集めたので、ぜひ参考にしてくださいね。番外編もあるので、最後までお見逃しなく♪
粉ものの保存容器を選ぶときのポイントは?
ここからは、粉もの用の保存容器を選ぶ際のポイントについて解説します。どんな容器を選ぶかが、使いやすさや鮮度の保ちやすさを左右します。しっかりチェックしておいてくださいね。
中身の劣化はNG!密閉性が高いか
粉ものを保存する容器は、密閉性の高さがとても重要です。密閉性がイマイチだと湿気が容器内に入り込み、中身の劣化を招いてしまいます。それだけならまだしも、わずかな隙間から、害虫の侵入を許してしまうことも…。
害虫が体内に入ると、アレルギーを引き起こす恐れもあります。加熱してもアレルギーのリスクは減らないため、いかに高い密閉性を保てるかが大切です。
1㎏の袋ごと入る?使いやすい容量か
自分にとって、使いやすい容量であるかどうかもチェックポイントです。調理中にサッと使いたい方は、かさばらないサイズの容器がいいでしょう。長期保存したい方や詰め替えが面倒な方は、袋ごと保存できる大きめサイズがベストです。1㎏の袋ごと、そのまま入る容器もありますよ。
自分の求める用途に合わないと使いにくく、ストレスを感じます。どのように使いたいのかによって、容量を選ぶようにしましょう。
小麦粉などに臭いが移りにくい素材か
粉ものの保存容器は、素材にも注意が必要です。粉ものは臭いを吸収しやすいため、周囲の臭いが移ってしまうことがあります。
おすすめなのは、臭い移りしにくいと言われるガラスやステンレス、ホーロー製の容器です。プラスチック製の容器はお手頃な価格ではありますが、臭い移りしやすいので周囲に置くものなどに気を付けましょう。
口は広い?詰め替えやすい形状か
詰め替えやすい形状かどうかもチェックしましょう。粉ものをスムーズに詰め替えるには、口が広いものがベストです。口が狭いと詰め替えにくいほか、容器の奥まで手が届かない場合もあります。
容器の奥まで手が届かないと、底に残った粉ものを使い切れない、奥までキレイに洗えないなどのデメリットもあります。できるだけ容器の口が広いものを選ぶといいでしょう。
しっかり密閉!粉ものにおすすめな保存容器3選!
ここからは、粉もののにおすすめな保存容器3選を紹介します。それぞれ密閉性・抗菌性・使い勝手に優れたものなので、ぜひチェックしてくださいね。
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普段使いにちょうどいい「汁漏れしない保存容器」
「汁漏れしない保存容器」は、粉ものの保存にうってつけな容器です。横にしても汁漏れしにくいのが最大の特徴なので、その密閉力の高さは折り紙付きです。サイズも豊富なので、入れたいものの大きさに合わせて、ジャストサイズを選ぶこともできますよ。
例えば、角型の1000mlなら、500gの小麦粉の袋がピッタリ収まります。角型2000mlなら、1㎏の袋がジャストフィット。1㎏もあると使い切るまでに時間がかかることがありますが、しっかり密閉してくれるので、害虫が入り込む心配もなくて安心です。
フタの中央が透明だから、袋のまま入れておくと「これは小麦粉」「これは片栗粉」とひと目で分かるところも嬉しいですね。臭い移りしにくく、使わないときはスタッキングしておけるので、きっと手放せなくなるはず♪
レンジ対応のステンレス保存容器
「レンジ対応のステンレス保存容器」も、粉ものの保存におすすめです。ステンレスの汚れにくさに加え、容器自体が抗菌仕様になっています。臭いも付きにくいので、衛生的に使いたい方にピッタリです。
レンジで加熱できる仕様のため、保存容器として使わないときは調理の下ごしらえやお弁当箱として使うことも可能。状況に合わせて、複数の使い方ができますよ。
こちらもフタを外せばスッキリとスタッキングでき、350mlと530ml、680mlと1010mlはフタを共有可能です。本体だけでなくフタやパッキンも食洗機に入れられるので、お手入れに手間がかかりません。ステンレスのカッコいい保存容器なら、キッチンに出しっぱなしでも気にならないですね。
先入れ先出しができるガラス製のキャニスター
「先入れ先出しができるガラス製のキャニスター」は、詰め替えのモヤモヤを解消してくれる画期的なアイテムです。これまでの一般的な保存容器は、中身を使い切ってから補充しないと、古いものが下の方に残ってしまうのが常識でした。それが嫌なら使い切ってから補充するしかなく、忙しいときに限って中身が空になることも…。
でもこの「先入れ先出しができるガラス製のキャニスター」は、補充して上下をクルッと返せば、古い方から使うことができるんです。簡単なことなのに、「なんで今までなかったんだろう?」と不思議に思いますよね。
素敵なガラス製だから、キッチンに並べておいても違和感がありません。粉ものは見た目が似ているので、おしゃれなラベルを貼ってもいいですね。容器に収まるサイズであれば、もちろん袋ごと入れてもOKです。
~番外編~粉もの以外ならコチラの保存容器もおすすめ
粉ものの保存には不向きでも、作り置きや食材の保存に優秀な容器もあります。ここからは番外編として、粉もの以外におすすめな保存容器を紹介しておきますね。
蓋が伸びる耐熱ガラス保存容器
「蓋が伸びる耐熱ガラス保存容器」は、なんと蓋がぐい〜んと伸びる驚きの容器です。容器に移している途中で、「あ、全部入りきらないかも…。」という場面、よくありますよね。そんなときでも、蓋が伸びてくれるから、別の容器に移し替える必要がないんです。
プニプニとした柔らかい材質なので、肉じゃがなどのやわらかい煮物や、トマトなどを入れても大丈夫です。容量の130%も入るので、多少容器に入れる量を見誤っても問題ナシ。
ガラス製だから、臭い移りや色移りの心配もありません。4面ロック式で、食材の鮮度もしっかりキープ。がっちりロックしても開け閉めはスムーズにできるので、まさにストレスフリーな保存容器です。
伸びる蓋はシリコン製なので、粉ものを直接入れるにはちょっと不向き。蓋に粉が付着してしまう可能性があるので、粉ものを入れる場合は袋ごと入れてくださいね。